「日本にいるのにChatGPTが開かない」は実際に起きる
日本旅行中に、eSIMは繋がっているのにChatGPTだけ開かない・Instagramの投稿が失敗する——SNSや掲示板で繰り返し報告されるトラブルです。
原因は電波でもスマホでもなく、そのeSIMの通信が「どこの国を経由しているか」にあります。旅行用eSIMは世界中で売られていますが、安さを優先した一部のeSIMは、通信を中国本土や第三国のネットワーク経由で日本に届けています。あなたのスマホは日本にあっても、インターネットから見たあなたは「中国からのアクセス」や「香港からのアクセス」になっているのです。
使えない仕組み — 経由地で何が起きるか
| eSIMの経由地(IPの国) | ChatGPT | Instagram/TikTok | 日本向けサービス | 起きること |
|---|---|---|---|---|
| 中国本土経由 | ❌ ブロック | ❌ ブロック | △ | 中国の接続制限がそのまま適用される |
| 香港・シンガポール等の第三国 | ○ 使えることが多い | ○ | △ 地域判定が狂う | 配信・予約サイトで弾かれる/遅延が増える |
| 日本IP(ローカル接続) | ✅ | ✅ | ✅ | 日本国内と同じ条件 |
ポイントは2段階あることです。
- 中国本土経由 = 明確にブロック。ChatGPT・Google・LINE以外の主要SNSの多くが使えません。「安いeSIMを買ったらSNSが全滅した」の典型的な原因です
- 第三国経由 = 微妙に狂う。ChatGPTは動いても、日本向けの動画配信・チケット予約・一部の銀行/決済サイトが「海外からのアクセス」として弾く場合があります。旅行中に困る場面はむしろこちらが多い
買う前の見分け方チェックリスト
購入ページで以下を確認してください。
- 「日本IP」「日本ローカル回線」「ローカルブレイクアウト」の記載があるか — 明記されていれば日本IP
- 「中国系の通信事業者を経由しない」ことが確認できるか — 記載がなく極端に安い場合は要注意
- レビューに「ChatGPTが使えない」「SNSがブロックされた」の報告がないか
- 分からなければ販売元に一言:「このeSIMのIPアドレスはどこの国になりますか?」— 即答できない販売元は避けるのが無難
開通後に確かめる方法もシンプルです: ブラウザでIP確認サイト(「what is my ip」で検索)を開き、表示される国が「Japan」ならOK。日本以外が表示されたら、そのeSIMは第三国経由です。
〔要撮影: IP確認サイトで「Japan」と表示された実機スクショ1枚。この記事最大の証拠になるのでここに挿入〕
なお、日本IPが効くのはChatGPTだけではありません。地図・検索が日本向けになり、海外IPを弾くチケット予約や配信サービスでも詰まらず、セキュリティ目的でVPNを別途契約する必要もなくなります。
yah.mobileの場合(正直な整理)
yah.mobileのeSIMはIIJ(NTT docomoの回線を借用するMVNO)の日本国内回線に直接接続するため、IPアドレスは日本です。ChatGPT・Instagram・TikTokは日本国内のスマホと同条件で動作します(2026年7月時点)。
ただし正直に言うと、「日本IPであること」はyah.mobile独自の技術ではありません。日本の回線に直接つながるeSIMなら同じ条件です。大事なのはブランドではなく「経由地がどこか」を確認して選ぶこと——その確認手段を持ってもらうことが、この記事の目的です。現行プランと価格は下のプラン表(本体の価格ソースと同一・確認日つき)をご覧ください。
〔要確認・編集: 回線名「IIJ(docomo回線のMVNO)」を本文に明記してよいか(対外表記の可否)〕
選び方の全体像は日本eSIM完全ガイド、他社との料金比較は日本eSIM比較表でどうぞ。